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【お菓子工房 十三夜】外カリッ、中もちっ! 焼きたて「キャヌレ」が絶品 秋葉の高台に佇む隠れ家店
にいがた

【お菓子工房 十三夜】外カリッ、中もちっ! 焼きたて「キャヌレ」が絶品 秋葉の高台に佇む隠れ家店

「ごっつぉLIFEグルメ」では、各エリアでご登場いただいた皆さんから地元の熱愛グルメをご紹介いただきます。
今回は、ISANAの中川雅之さんからご紹介いただいた、新潟市秋葉区にある「お菓子工房 十三夜(じゅうさんや)」さんです。

私がおすすめします!

中川 雅之さん

新潟

ISANA

中川 雅之さん

中川さんの記事はこちら

おすすめポイント

自宅用にはもちろん、手土産としてもよく利用しています。焼き菓子もケーキなどの生菓子も、どれを食べてもおいしくて、安心して人に渡せるお菓子ばかりです。

特に「キャヌレ」はぜひ食べていただきたいですね。「カヌレ」じゃなくて「キャヌレ」というところがポイントですよ!

実は店主の坂井さんは、ISANAのDIY学校に通ってくださっていたこともあり、お店にはそのときに作られた木の看板が飾られています。そういったつながりもあって、個人的にも思い入れのあるお店です。

坂の上に広がる、景色とお菓子のごほうび時間

ISANAファクトリーから車で10分余り。新潟市秋葉区新津の秋葉公園のほど近く、木々に囲まれた秋葉山の麓に「お菓子工房 十三夜」はあります。

黒を基調としたスタイリッシュな建物と、「十三夜」と書かれた看板が目印。駐車場は階段の手前にあり、車を止めてから上っていくと、住宅を兼ねた工房が姿を現します。少し歩いて向かうこのアプローチも同店ならではの魅力のひとつ。まるで隠れ家のようでなんだかワクワクします♪

お菓子を販売しているのは建物の中ではなく、一角にあるテラス。すると、思いもよらぬ光景が待ち受けていました……!

ドリンク片手に景色を眺めるのもおすすめ。田園風景は季節によって表情を変える

目の前に広がるのは、雄大な越後平野。遠くまで見渡せるこの景色に、思わずふぅ~っと深呼吸したくなります。

店舗での営業は水・土・日曜を中心に10時30分から15時30分頃まで。お菓子は売り切れ次第終了なので、目当ての商品がある場合は予約または早めの来店がおすすめですよ。

ISANAのDIY学校で作ったオリジナル看板を発見

焼きたて「キャヌレ」と、丁寧に仕立てたお菓子たち

テラスに設けられたスペースに並ぶのは、フィナンシェやクッキー、マドレーヌなどの焼き菓子。その他、旬のフルーツを使った生菓子などもあり、素材を生かしたお菓子が楽しめます。

写真左上、冬季限定のレーズンウィッチ(小300円)。右上、パウンドケーキ(200円)。左・右下、可愛らしくアイシングしたクッキーなど、どれもおやつにもちょっとした手土産にもぴったり

一般的なケーキ店とはスタイルが異なりますが、本格的なフランス菓子を手頃な価格で味わえるのも魅力です。

「学んだお菓子のレパートリーは100種類以上になりますね。季節によって作るお菓子を変えていますが、年間を通じて1番リピーターが多いのは『キャヌレ・ドゥ・ボルドー(以下、キャヌレ)』。よく『カヌレ』と言われていますが、うちのは本場フランス語に近い発音で『キャヌレ』と呼んでいます」とほほ笑みながら話すのは、店主の坂井まりさんです。

坂井さんは、お母さまが喫茶店を営んでいたこともあり、幼い頃からお菓子や料理に親しんできました。その後、本格的にお菓子作りを学び、長年にわたり技術を磨いてきたパティシエです。

そんな坂井さんが手がける「キャヌレ」は、同店を代表する焼き菓子のひとつ。ISANAの中川さんも「ぜひ食べてみてください」と太鼓判を押す一品です。

それでは、早速いただいてみましょう!

茶色い釣り鐘のような形のお菓子がキャヌレ(300円)。卵黄やバター、ラム酒などを使った伝統的なフランス菓子。※撮影のため、特別に器に盛り付けて提供

外側のカリッとした食感とキャラメルのような香ばしさが印象的。中はもっちりとしていて、噛むほどにやさしい甘さがじんわりと広がっていきます。

ラム酒の香りはふわりと感じる程度で主張しすぎず、生地の味わいを引き立てるバランス。こっくりとした焼き菓子特有の重厚感がありながらもしつこさはなく、思わずもう一つ食べたくなってしまいます。

この絶妙な味わいはどのようにして生まれるのでしょうか。

外はカリッ、中はもちっとした食感のコントラストが生まれるのは、銅型の高い熱伝導率によるものだとか

「銅製のキャヌレ型と内側に蜜蝋(ミツロウ)を使うのがポイントですね。この型は昔フランスで購入したものでずっと大切に使っています。そして、生地は一晩寝かせてから使用して、営業日の朝に焼き上げるのがうちのこだわりです」と坂井さん。

食感、風味、甘さ全てにおいて絶妙なバランスに仕上げられています。

タルト・フレーズ(550円)、コーヒー(400円)。※ドリンクは通常、紙カップで提供

続いて生菓子の「タルト・フレーズ」をいただきました。

クッキー生地はザクザクとした硬めのタイプで、しっとりとしたアーモンドクリームのコクとのハーモニーが絶妙です。さらに、タルト生地といちごをつなぐように、フランス産いちごピューレを使った特製ジャムをコーティング。ほどよい甘みと酸味がいちごのフレッシュな味わいを引き立てています。

どのお菓子にも共通しているのは、もう一口食べたくなる軽やかさ。甘さは控えめながら、しっかりとバターや生地の味わいが感じられ、ドリンクがなくてもつい食べ進めてしまいます。口の中でじんわりと広がる余韻も心地よいのです。

受け継いだレシピと、30年の積み重ね

坂井さんがお菓子作りを本格的に学び始めたのは、今から30年前のこと。

日本のフランス菓子界をけん引してきた、東京・代官山の「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の弓田亨氏のもとで、基礎から応用まで体系的に学び、現在もそのときに習得したレシピを大切に守りながらお菓子を作り続けています。

「レシピは私のオリジナルではないんですよ。1グラムで味や食感が変わる世界なので、教わった通りに作っています。また、国産の発酵バターや質の良いリキュールなど、使う材料にはしっかりこだわって、妥協せずに丁寧に作ることを心がけています」と坂井さん。

その言葉通り、奇をてらわず、確かな技術に支えられたお菓子が並びます。

そして、坂井さんが大切にしているのは“日常に寄り添うお菓子”であること。質にこだわりながらも、「できるだけ手に取りやすい価格で届けたい」と、材料費が高騰する中、工夫を重ねながらお菓子作りを続けています。

十三夜は、この工房での販売のほか、県内のさまざまなイベントにも積極的に出店しています。出店先や営業スケジュールはInstagramにてチェックを。

特別な日のご褒美にも、何気ない日の手土産にも。日常をやさしく彩ってくれるお菓子たちを、ぜひ手に取って味わってみてください。

お菓子工房 十三夜

店名お菓子工房 十三夜
住所新潟市秋葉区秋葉3-7-45
地図
アクセス磐越自動車道 新津ICから車で約10分
JR信越本線 新津駅から車で約10分
営業時間10:30~15:30
※お菓子がなくなり次第終了
定休日月・火・木・金曜、祝日ほか、不定休もあり
電話番号0250-22-5960
※問合せ時間は9:00~17:00
SNSInstagram : https://www.instagram.com/jyusanya13/

※各種情報は原則記事公開時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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