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【喜多方らーめん会津屋 阿賀野川SA店(下り) 】喜多方ラーメンを新潟流にアレンジ!サービスエリアで出合ったこだわりの逸品
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【喜多方らーめん会津屋 阿賀野川SA店(下り) 】喜多方ラーメンを新潟流にアレンジ!サービスエリアで出合ったこだわりの逸品

「ごっつぉLIFEグルメ」では、各エリアでご登場いただいた皆さんから地元の熱愛グルメをご紹介いただきます。
今回は裏五頭山荘の阿部康さんからご紹介いただいた
阿賀町にある「喜多方らーめん会津屋 阿賀野川SA店(下り)」さんです。

私がおすすめします!

阿部 康さん

阿賀町

裏五頭山荘

阿部 康さん

阿部さんの記事はこちら

おすすめポイント

宿をやっている仕事柄、外食をする機会は少ない方だと思います。たまに外へ食べに出掛ける時はラーメンを選ぶことが多く、「喜多方らーめん会津屋 阿賀野川SA店(下り)」さんもお気に入りの一店です。こちらは、磐越道の阿賀野川サービスエリア(下り)にありながら、一般道からも行くことができて、高速に乗らずとも食べに行けるお店なんですよ。

喜多方ラーメンといえば、お隣・福島県喜多方市の名物ラーメン。あっさりしたラーメンを思い浮かべるかもしれませんが、こちらのメニューでは背脂入りのラーメンや、長岡生姜醤油ラーメンなどもあり、喜多方ラーメンにとどまらないメニューが充実しています。私のおすすめは背脂が入った「らーめん(コク旨)」です。シンプルだけどおいしい、くせになるラーメンです。

サービスエリアの人気ラーメン店

「喜多方らーめん会津屋 阿賀野川SA店(下り)」があるのは、磐越自動車道の阿賀野川サービスエリア内。「サービスエリア内のお店って、高速に乗らないと行けないんじゃないの?」と思われがちですが、こちらは裏五頭山荘の阿部さんが語るように、一般道からのアクセスできるお店なのです!

一般道からは国道49号を津川方面に向かい、道の駅阿賀の里を過ぎて、阿賀野川に架かる釣浜橋 を渡り…右手にある小さな案内看板を目印に右折。左手に駐車場があり、建物裏手から、阿賀野川サービスエリアに入ることができます。

サービスエリア館内は正面にお土産コーナーや売店があり、「喜多方らーめん会津屋」は入って左手にあります。

店内入り口には、メニュー表と券売機が設置され、ここで発券して注文するスタイルです。メニューはラーメンが中心ですが、カレーや蕎麦、うどん、定食などのセットメニューや単品を含めてその数なんと40種類以上。その日、その時の気分に合わせてメニューを選ぶことができるのがいいですねぇ。

店内の雰囲気は、高速道路のサービスエリアにありがちな無機質な感じではなく、どこか温かみのある雰囲気。カウンター席やテーブル席があり、一人でも家族連れでも気軽に利用できそうです。

営業時間は朝8時から夜8時までで、朝限定のお得なメニューもあり、長距離トラックのドライバーや出張の行き帰りで利用するサラリーマン、旅行の途中で寄る家族連れはもちろん、一般道からもアクセスできることから地元の方々も利用されている人気店なのです。

あらゆる人が立ち寄る場所だからこそ、本格的な味わいを

「喜多方らーめん会津屋」の人気メニューは、店名にもある通り、やはり、喜多方ラーメンをベースにした「らーめん」。
ちなみに「らーめん」には「あっさり」と「コク旨」の2種類があり、「あっさり」はあっさりとした醤油スープの味わい深い一杯。一方「コク旨」は、「あっさり」に背脂を加え、福島の味に新潟らしさを加えた、同店のオリジナル喜多方ラーメンなのです。
喜多方ラーメンに背脂…燕三条系ラーメンで育った私としては、このおいしい組み合わせ、食べずにはいられない…!ということで、早速、裏五頭山荘の阿部さんがおすすめしてくれた「らーめん(コク旨)」を注文しました!

注文して数分ほど。発券番号で呼ばれて、商品を受け取ります。
一口目は、スープに注目。薄口醤油に昆布出汁を利かせているスープは、あっさりとしながらも昆布の旨みをほのかに感じる上品な味わい!
ここにコクとまろやかさを引き出しているのが、スープにたっぷりと入った背脂。背脂の量は「大油」「中油」と表現されることがありますが、こちらの背脂は「中油(普通)」かな?という印象です。
想像通り、喜多方ラーメンのあっさりスープと背脂は「合う」!!

喜多方ラーメンといえば、水分をたっぷり含んだ多加水麺。こちらの麺も、本場に負けないコシのあるモチモチとした平打ち麺が特徴です。
自社工場で製造された生麺に米粉をブレンドし、機械打ちされた麺をさらに手作業で揉み込んでちぢれを作ることで、スープとの絡みの良い、もっちりとした食感が生まれるのだとか!その手間ひまかけた仕事ぶりに感動してしまいます。

そして、チャーシューにも驚きの秘密が。チャーシューというと一般的には醤油で煮込みますが、こちらはミネラルをたっぷりと含んだ沖縄の塩を使用。そうそう、よく見るチャーシューよりも少し色が淡いですもんね?

沖縄の塩は濃厚な旨みを含むため、そのおかげで肉の味わいがさらに引き立つのだとか。食べるとよく分かるのですが、肉の風味が口いっぱいに広がります。

さて、もう一つの人気メニュー「中華チャーハン」にも注目です。

サービスエリアのレストランでは、ご飯物のメニューは冷凍のものを使うことも多いそうですが、こちらでは一つ一つ注文を受けてから調理するこだわりぶりです。
具材はシンプルに、卵、ネギ、チャーシューのみ!パラパラかつしっとりとした食感と、中華料理店さながらの手の込んだ味わいは「サービスエリアで、こんな本格的なチャーハンが食べられるの!?」と驚きました。

「うちはラーメン屋が原点のお店です。用途や立地を問わず、そこで提供するものは一つ一つこだわり抜いて作ることがモットーです」と店長の牧野さん。
高速道路のサービスエリアという場所柄、ここを訪ねてくる多くの方が一見のお客様。だからこそ、一期一会の気持ちを込めて、最高の一杯を提供し続けているということなんですね。

食後は新潟・福島のお土産探しに、広場でひと休みも

おいしいラーメンとチャーハンを味わった後は、せっかくだからお土産コーナーも覗いてみましょう。これもサービスエリアならではの楽しみですよね♪

まずは、新潟のお土産コーナーへ。
こちらには定番のお土産に加えて、阿賀町の老舗菓子店「きりん堂」が手がけた「小町レモン」など、阿賀野川サービスエリア限定のスイーツも販売されていました。

そして、意外かもしれませんが、このサービスエリアでは「ままどおる」や「家伝(かでん)ゆべし」など、福島の銘菓といわれるお土産も数多く取り扱っているんです。これも、観光で福島へ行く人、新潟へ来る人、どちらの観光客にも両県を楽しんでもらいたいとの工夫だとか。

まるで「あいづ・にいがた」をつなぐ「ごっつぉLIFE」のようではありませんか…!(笑)。

サービスエリアの建物裏手はちょっとした広場になっているため、食事の後のひと休みにも最適。阿賀町の自然を眺めながら、深呼吸をするのも気持ちいいですよ。

新潟と福島の魅力が詰まった小さな観光スポット。長距離ドライブの途中はもちろん、ふらっと気軽に食事にと、ここで過ごす時間が、旅の素敵な思い出になること間違いなしです。

喜多方らーめん 会津屋 阿賀野川SA店(下り)

店名喜多方らーめん 会津屋 阿賀野川SA店(下り)
住所東蒲原郡阿賀町釣浜6048-5
地図
アクセス・国道49号経由
磐越道安田インターから車で30分/三川インターから車で28分
・磐越道経由
磐越道安田インターから車で25分/三川インターから車で8分
営業時間8:00~20:00
定休日無休
電話番号0254-99-3142
HPhttps://shusui.com/ramen-aiduya/

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