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【KUBO LABO】進化し続けるラーメン研究所から、ここでしか味わえない唯一無二の一杯を
けんおう

【KUBO LABO】進化し続けるラーメン研究所から、ここでしか味わえない唯一無二の一杯を

「ごっつぉ LIFE グルメ」では、各エリアでご登場いただいた皆さんから地元の熱愛グルメをご紹介いただきます。
今回は道の駅 国上の駅長、林美樹(はやしみき)さんからご紹介いただいた
燕市にある「KUBO LABO(クボラボ)」さんです。

私がおすすめします!

林 美樹さん

燕市

自然と遊ぶ道の駅 SORAIRO国上(くがみ)

林 美樹さん

林さんの記事はこちら

おすすめポイント

柏崎市にあるサウナ施設のイベントに「KUBO LABO」さんが出張でラーメンを提供していたのが初めての出会いでした。もうびっくりするほどおいしくて衝撃を受けたんです(笑) それをきっかけにお店に通うことになりました。

何を食べてもおいしいし、色んなラーメンが出るので飽きないんです。中でも私がオススメするのは「牡蠣の和え玉」と「トリュフ香る塩らぁめん」。

「トリュフ香る塩らぁめん」はレギュラーですが、「牡蠣の和え玉」は常にあるメニューではないので、Instagramでその日のメニューにあることを知ると食べに行きたくなります。ぜひ、タイミングが合えば召し上がってみてください!

背脂が定番のこの街で、人気の創作ラーメン店

林駅長からご紹介いただいた「KUBO LABO」があるのは、道の駅国上から車で15分ほど足を伸ばした燕市水道町。

青い外観とおしゃれな看板が印象的。駐車場は店舗前と裏に計14台があります。

ラーメン激戦区と呼ばれるこの地域で、2021年にオープンして以来ファンを増やし続けている人気店です。とくにお昼時には混み合うことが多く、混雑時には呼び出しブザーを渡してくれるので、外に並ばずに車の中で待つこともOK。これは助かりますね!

店内に入ると、まずは券売機で商品を購入します。レギュラーメニューは「トリュフ香る塩らぁめん」「醤油らぁめん」の2品ですが、それ以外に限定メニューが並ぶのが同店の特徴。限定メニューはその時々手に入る食材によってメニューも提供期間も異なるので、Instagramを要チェックです。

燕市と言えば新潟五大ラーメンの一つである「燕背脂ラーメン」が有名ですが、同店のメニューには背脂ラーメンはありません。この日を例にすると「じゃがいもと和牛の冷やし」「昆布水のつけそば」など、オリジナリティ溢れる創作系のメニューが並びます。

券売機で購入したらお席で待ちましょう。

店内はカウンターが5席に、小上がりが8席とこじんまりしています。子ども椅子やカトラリーもあるので、小さな子ども連れも大歓迎とのこと。

ほどなくして、お待ちかねのラーメンが登場です!

一度食べると忘れられない感動の一杯

まずは、同店の看板メニューである「トリュフ香る塩らぁめん(1,000円)」から。

その名の通り、運ばれてきた瞬間から香り立つ芳醇なトリュフの香り。

そしてスープを一口ゴクリ……なんてまろやかでコク深い味わいなのでしょう! 魚介の強いうま味が感じられますが、臭みや雑味が一切ありません。

アサリ、シジミ、ハマグリ、ムール貝など貝類をベースに、真鱈と煮干しのスープをブレンド。この魚介スープに、7種類もの塩を使用した特製の塩ダレが合わせてあるとのこと。塩味の角を立たせないように、スープ自体の濃度を高めてうま味を凝縮させることで、まろやかな口当たりを実現しているそうです。まさに、天然のうま味が凝縮された塩ラーメンなんですね。

麺は、製麺所さんとの共同で作られた特注の中細ストレート麺。小麦の皮ごと挽いた全粒粉を使用しているため栄養価が高く、適度なざらつきがあることでスープをよく吸い上げてくれます。卵を一切使用していないので、卵アレルギーの方でも安心して食べられると好評なのだそうです。

チャーシューには、鶏肉と豚肉を低温調理した2種類のチャーシューを。九州産の薩摩鶏と霧島山麓豚を使用し、肉のうま味を閉じ込め、しっとりと柔らかく仕上げてあります。口の中でホロホロとほどけていきます。

全てのパーツに妥協は一切なく、見事な調和を生み出しています。はぁ~おいしい!

続いて、林駅長のもう一つのおすすめ「牡蠣の和え玉(350円)」をいただきます。

「和え玉」とは、味付きの替え玉のこと。替え玉と言うと、ラーメンを一杯食べ終わった後に追加で麺のみを注文するというイメージですが、同店の「和え玉」は単品での注文が可能。こちらのみ単品で食べることもできるほか、麺の量は通常のラーメンより少ないので、ご飯ものと組み合わせたり、通常のラーメンにさらに追加したりしても良いんです。

この和え玉のカギは、牡蠣ペースト。牡蠣をバターで軽く炒めた後、長ネギや日本酒などの調味料と一緒に約1時間かけてじっくりと煮込むそうです。このとき、長ネギもバターでトロトロになるまで炒めるのがポイントで、臭みを消し、旨味を増大させる役割になっているのだとか。

そして「牡蠣の和え玉」は、特に「トリュフ香る塩らぁめん」との相性が良いとのことで、残ったスープを加えてみました。

グルグルとかき混ぜて口の中に運んだならば……もう言葉にならない……うま味の大渋滞!思わず目を瞑ってしばらくそのおいしさを噛み締めていました。牡蠣の風味が口いっぱいに広がり、まるでカルボナーラのようにクリーミーな味わいです。

林さん、これはとんでもない食べ物に出会ってしまいましたよ(笑)

料理好きから生まれる探究心とチャレンジ精神

店主の久保 裕也(くぼ ゆうや)さんはこれまでに居酒屋などの飲食店やラーメン店で経験を重ね、「KUBO LABO」をオープン。その名の通り、常においしさを求め進化し続ける久保さんのスタイルは、まるでラーメン研究所のようです。

レギュラーメニュー以外に、限定として次々と新しい一杯を生み出す久保さん。そのアイデアの源をお聞きしました。

「修業時代、まかないを作る際に『せっかく作るんだったら何か違うものを作ろう』と、ほぼ毎日異なる料理に挑戦していました。独立した今でも、新たな食材に出会うとどうやったらおいしく作れるか考えてしまうし、レギュラーメニューでも、お客さんが気付かないくらい微妙に配合を変えてつくることもあります。失敗を恐れず、何事も試してみたくなるんです。そうすることで新たな発見があったり、新たなおいしさが生まれたりすると思うんです」

その日の気温や入荷した材料などによって、柔軟にメニューを変える自由さが「KUBO LABO」の特色となっています。

また、久保さんの辞書には、レシピというものが存在しないんです。全ては久保さんの感覚と経験の中にある……とのことで、ひらめきで作った限定メニューは、再度同じ味を作ることは難しいと言います。

「鶏も煮干しも産地や時期によって味が変わるので、絶対に同じものはできないんです。お客さんの体調によっても味の感じ方が変わりますしね。うちの店では、毎回少しずつ違うことをポジティブに捉えて、その時にしか出会えない味わいを楽しんでほしいと思います」と、久保さんの食材に対する深い理解、そして料理に対しての真摯な向き合い方が表れています。

お客様に「最高の一杯」を提供するために、変化を恐れず楽しみながら進化し続けるKUBO LABO。一度味わうと忘れられないおいしさを、ぜひ体感してみてください。

KUBO LABO(クボラボ)

店名KUBO LABO(クボラボ)
住所新潟県燕市水道町4-7-12
地図
アクセス燕三条駅より車で約8分
営業時間月・火・水・金曜/11:00〜15:00、17:30〜21:00
土曜/11:00〜15:00
日曜/6:00〜11:00
※売り切れ次第終了
※月・火・金曜の夜の部は、スタッフによる限定メニューで営業
(通常メニューは無し)
定休日木曜
電話番号0256-64-8035
SNSInstagram : https://www.instagram.com/kubolabo/
X: https://x.com/LaboKubo
備考駐車場-14台

※各種情報は原則記事公開時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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