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【宮町食堂】安い、おいしい、お腹いっぱい! 柔らかジューシーな名物・鶏天丼
けんおう

【宮町食堂】安い、おいしい、お腹いっぱい! 柔らかジューシーな名物・鶏天丼

「ごっつぉLIFEグルメ」では、各エリアでご登場いただいた皆さんから地元の熱愛グルメをご紹介いただきます。
今回は小さな花屋 Tette(てって)の水沼いすずさんからご紹介いただいた
燕市にある「宮町食堂(みやちょうしょくどう)」さんです。

私がおすすめします!

水沼 いすずさん

県央

小さな花屋 Tette(てって)

水沼 いすずさん

水沼さんの記事はこちら

おすすめポイント

「宮町食堂」さんは当店から徒歩約1分、同じ宮町商店街にあるお店です。お昼も夜も営業されていて、いろいろなシーンで利用しています。

休日に家族でランチに行ったり、夜にお酒を飲みに行ったり、商店街の会議や打ち上げで利用したりと、公私ともどもお世話になっています。

私のおすすめは「鶏天丼」。鶏天だけでなく野菜天も入っていて、とっても食べごたえがありますよ。そしてちょっと甘めのタレもおいしいんです。また、定食が中心の「食堂」ですが洋食メニューもすごくおすすめ!パスタもぜひ味わってみてください。

女将の直子さんもとーっても素敵で、おしゃべりが楽しくてついつい長居してしまいます……おすすめポイントがたくさんありすぎますね(笑)

誰でも気軽にふらっと立ち寄れるまちの食堂

「小さな花屋 Tette」をはじめ、銀行、カフェ、パン屋などさまざまな商店が軒を連ねる燕市の宮町商店街。その中ほどに、地域の人々のおなかを満たす食堂があります。

2023年11月にオープンした「宮町食堂」は、「NPO法人フードバンクつばめ」が運営する地域の食堂です。

食の支援、教育の支援、生活の支援や遊び場、交流と情報の支援という4つの支援を展開し、地域におけるさまざまな課題の解決を目指しています。

「宮町食堂」では食の支援をするべく、昼は食堂、夜は大衆酒場として、人々が集う地域食堂を目指しています。売上の一部は、フードバンクで行っている子ども食堂の運営費に使われているそうです。

お店を切り盛りするのは、イタリアンやビストロなどで腕を磨いてきた、料理人歴25年の小川潤さんと奥さまの直子さん。潤さんの確かな腕で作られる料理と、直子さんの親しみのある接客で、あたたかく迎えてくれます。

広々とした店内には、カウンター席をはじめ、テーブル席、小上がり席も。おひとりさまから家族連れ、大人数まで幅広いシーンで利用できます。

メニューは、定食や麺類、ご飯物、デザートと幅広く揃います。まちの食堂らしいお手頃価格もうれしいですね。

そして、名物は「鶏天丼」。常連さんからの「もっとたくさん食べたい」との声に応えて、鶏天とご飯が通常の倍になる「鶏天丼マウンテン」や、5人前もの鶏天がてんこ盛りになった「鶏天チョモランマ」なるデカ盛りメニューも!

まさかこれを1人で食べるという強者はいらっしゃらないですよねぇ(汗)。何人かでシェアするのがよさそうです!

サクッふわっ!見た目も味も驚きの鶏天丼

それでは、Tetteの水沼さんおすすめグルメであり、同店名物の「鶏天丼(990円)」をいただきましょう!

大きな丼ぶりに、鶏天が積み重なるように盛られています。お味噌汁のお椀と比べるとその大きさは一目瞭然。こ……これは、全部食べ切れるのでしょうか!?

一口大ほどの大きさの鶏天を頬張ると、衣はサクッ、中は柔らかくジューシー! 燕市産コシヒカリのご飯に、甘辛いタレが絡まって箸が止まりませ~ん!! 

鶏肉には新潟県産鶏のむね肉を使い、しょうがをたっぷり効かせたタレに一晩漬け込むそうです。柔らかさの秘密はカットの方法とのこと。繊維を断つように切る方法は、ごっつぉライターの私も知っていますが、家ではこのような柔らかさになりません。プロだからこそ成せる技!

そして驚くべきは、鶏天だけでなく野菜天も入っていること! 野菜は地物野菜を使い、季節によって変わるそうです。取材に訪れたこの日は、春菊となすでした。てっきり鶏天だけだと思っていたので、なんだか得した気分に♪

続いて、水沼さんが絶賛していたこちらもオーダーしました。

人気メニューの一つ、「下町ナポリタン(900円)」です。料理長が元イタリアンのシェフだったことから、洋食メニューも好評なのだとか。

このナポリタン、ごっつぉライターの私が知るものと違う特徴がありました。皆さん、お気づきでしょうか?

なんと、ナポリタンの下にホワイトソースが敷かれているんです! 横に添えられたバゲットにつけてもよし、ナポリタンと絡めるもよし。ここが「食堂」であることを忘れそうです(笑)

濃厚なトマトソースにクリーミーなホワイトソースの絶妙な組み合わせ。まろやかな味わいになっておいしいー! お好みで混ぜながら味変していく楽しさがありました。

お昼の「宮町食堂」では洋食メニューはこのナポリタンのみですが、夜の「宮町酒場」では本格的なイタリアンのメニューも提供しているそうです。ぜひ、味わってみたいな~!

地域に根ざし愛される食堂を目指して

食堂という気軽さがありながらも、おいしさに妥協は一切なし! 宮町食堂名物女将の小川直子さんにお店のこだわりについて、お話を伺いました。

特に鶏天丼は、1000円以下ながらも県産鶏や地物野菜を使い、ボリュームも満点。どうしてこのようなメニューが提供できるのでしょうか?

「実を言うと、こだわりがないのがこだわりなんです(笑)。気軽にふらっと立ち寄ってもらいたいからこそ、お値段も極力お手頃なものにしたいですし、さまざまな世代の方が楽しめるメニューにしています。唯一挙げるとすれば『宮町に根ざすこと』でしょうか。それを一心に、日々がんばっています」と直子さん。

とはいえお話を伺ってみると鶏肉や調味料など、味の要になる部分には極力良い素材を使っているとのこと。「おいしいものをお腹いっぱい食べて笑顔になってもらいたい」との思いがたっぷり込められています。

また、夜の「宮町酒場」では、新潟の地酒や居酒屋メニュー、本格的な洋食メニューなどが揃い、昼間とはまた違った楽しみ方ができるそうです。

お話を伺っている最中、オモシロ発言が満載の直子さん。水沼さんが「大好きなんですよ~!」と仰っていた理由がわかりました。今度、カウンター越しに人生相談をしに行きたいです(笑)

料理長の潤さん、直子さん、ありがとうございました。ごちそうさまでしたー!

宮町食堂(みやちょうしょくどう)

店名宮町食堂(みやちょうしょくどう)
住所新潟県燕市宮町5-1 1F
地図
アクセスJR弥彦線燕駅から徒歩約8分
営業時間宮町食堂11:00~14:00/宮町酒場17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日日曜日
電話番号0256-46-0512
SNSInstagram:https://www.instagram.com/miyachoushokudou/
備考●駐車場-27台(場所の詳細はInstagramにて)

●フードバンクつばめ-さまざまな支援活動を行う非営利団体
https://foodbank-tsubame.org/

※各種情報は原則記事公開時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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