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ごっつぉライターの取材こぼれ話【ごせん編】

こんにちは!ごっつぉLIFE編集部です。

すてきな人や場所、ものとの出会いやご縁があると、心がワクワクしたり、自分も頑張ろうと思えたり、「あぁいいひとときだったなぁ」なんて振り返ってしまうもの。

思い出に浸る時間もまた楽しいものですよね。

これまでの取材を振り返る「ごっつぉライターのこぼれ話」では、取材のこぼれ話から、登場いただいた方々に聞いた地域のお話、ライターが感じたことなど、つれづれなるままにご紹介しちゃいます。

今回は、五泉市エリアの塚野刺繍株式会社の塚野 友恵さん・塚野 紗羅さん母娘から始まったご縁を振り返ってみましょう。

1人目:塚野刺繍株式会社の塚野 友恵さん、塚野 紗羅さん

1960年創業、五泉市で刺繍加工を行う塚野刺繍株式会社。母であり専務の塚野 友恵(つかの ともえ)さんと、娘でありプロデューサーの塚野 紗羅(つかの さら)さんです。

誰もが知る有名アパレルブランドのOEM製品を手掛けるだけでなく、自社ブランドの刺繍小物の開発にも力を入れていらっしゃいます。

取材では、アパレル業界とともに歩む塚野刺繍の歴史と培ってきた技術、そして新たな挑戦に至るまで、たっぷりとお話を伺いました。 塚野さん母娘の仲睦まじい会話の掛け合いも楽しかった~。例えるならば、お母様の友恵さんはパワフルで赤い炎、娘の紗羅さんは冷静で青い炎という感じでしょうか。お二人に共通しているのは「塚野刺繍の刺繍小物で多くの方に喜んでもらいたい!」という想い。家族で挑戦をし続ける姿が印象的でした。

塚野刺繍株式会社塚野友恵さんおすすめグルメ「つばめや」

塚野さんから教えていただいたのが、五泉市村松にある焼肉店「つばめや」です。お昼はラーメンをはじめとする定食を、夜は焼肉をメインに種類豊富な一品料理とお酒を提供しています。

元精肉店だったつばめやのお肉がおいしいのはもちろん、ラーメンも専門店に匹敵するほどのおいしさが。その秘密は、現店長の小山田さんのご経歴に隠されていました。

取材に訪れて初めて味わった日から……あの厚み、あのボリューム、あのおいしさが忘れられない~~!!思い出しただけでよだれが(笑)。そしてコスパもいいだなんて、最強すぎるんですよ。

知る人ぞ知る焼肉の名店、五泉にあり~!

2人目:滝沢農園の滝沢 修一さん

続いて塚野さんから紹介していただいたのが、五泉市で江戸時代から続く米農家を営む、滝沢農園の8代目、滝沢 修一(たきざわ しゅういち)さん。

メディアの取材は今回が初!これまではお断りしていたとのことですが、塚野さんからのご紹介ということで特別に「OK」をいただきました。

米農家という枠にとどまらず、農産物の加工・販売をしたり、イチゴの栽培をしたりと新しいことに挑戦し続ける滝沢さん。驚くべきは、イチゴの栽培でミツバチを飼ったことをきっかけに、独学で養蜂を始めたこと!

でもそれは、農園を大きくするとか、ビジネスを広げようということでは全くありませんでした。滝沢さんならではのこだわりとライフスタイルが詰まった、滝沢さんらしい農家のカタチをぜひご覧ください。

3人目:伊藤屋の伊藤 彰規さん

最後にご紹介いただいたのが、五泉市村松にある「割烹・仕出し 伊藤屋」のかき氷部門「伊藤屋ごおり」の伊藤 彰規(いとう あきのり)さんです。

今や、新潟を代表するかき氷店と言っても過言ではないほど、その名を全国に轟かせています。今秋は、仙台や東京の百貨店の催事にも出店しているそうで、引っ張りだこの伊藤さん。

かき氷って夏の食べ物だと思っていましたが、伊藤屋ごおりは通年で提供し、雪が降る真冬でもファンが訪れるそうです。多くの人々を魅了するその理由は、おいしさや見た目の華やかさだけでなく、伊藤屋ごおりならではの秘密が隠されていました。

取材後に家族で伺いましたが、うちの子どもたちもそのおいしさに大喜び!小3の息子は、ひとりで一杯をペロリと平らげ「まだ食べたい!」の一言(私が作るご飯はそんな勢いで食べないのに、笑)。季節を変えてまた訪れたいと思います。

取材を終えて

伊藤屋ごおり、伊藤彰規さんのマイごっつぉでご紹介いただいた「滝谷 慈光寺(以下、慈光寺)」。

お恥ずかしながら、その存在を存じ上げなかった私。取材時に伊藤さんと別のごっつぉLIFE編集部スタッフが「あの龍神杉もすごいですよね~」「あれはパワースポットですよね~」と盛り上がっているのを耳にしていたんです。「そんなすごい場所があるなんて…ぜひ行ってみたい!」と思い、後日再び五泉に向かいました。

伊藤屋ごおりがある五泉市旧村松町から白山方面に南下。道中、案内看板がところどころに見えてきます。

そして山道を進んでいくと、慈光寺参拝の駐車場にもなっている「黄金の里会館」に着きました。

左にある建物が黄金の里会館

慈光寺へは、黄金の里会館駐車場に車を停めて、徒歩で向かいます。

慈光寺へと続く参道は500m(徒歩約10分)。新潟県の天然記念物に指定されている杉並木を守るため、「車両での乗入れはご遠慮ください」とのことです。

参道には、樹齢300年から500年、幹まわり6~7mの立派で巨大な杉の木がそびえ立っています。これは息を呑む美しさ!

そして、ここはただの森の中ではなく慈光寺へ向かう参道。静寂に包まれ、厳かで凛とした空気が漂うのを感じました。

ほどなくして、噂の「龍神杉」を発見!す、すごい……たしかに、龍が昇っているように見える……。そしてこの龍神杉には、龍神様が宿ると言われているのだそう。パワースポットと呼ばれるのも納得です。

そのほかにも、参道には「お地蔵様」や「天狗伝説」など見どころがたくさんあります。

そして、曹洞宗の名刹「慈光寺」へ到着。境内へは階段を上っていきます。

県内では珍しく、極めて貴重な七堂伽藍(しちどうがらん)を持つ寺院で、国登録有形文化財にも指定されています。

参道からはじまり慈光寺境内に至るまで、これは一見の価値あり!伊藤さんがおっしゃられていたように、なんだか心が浄化されたような気分になりました。

写真ではこの素晴らしさをお伝えきれないので、今回のご紹介はここまで……ぜひご自身の目で見て、その素晴らしさを感じてみてください。

ではでは、ごっつぉさまでしたー!

【参考】
滝谷 慈光寺 https://niigata-kankou.or.jp/spot/5658
黄金の里会館 https://niigata-kankou.or.jp/spot/5676

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