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【津川ドライブイン】創業半世紀!国道49号沿いで旅人のお腹を満たし続ける名店
あがまち

【津川ドライブイン】創業半世紀!国道49号沿いで旅人のお腹を満たし続ける名店

「ごっつぉLIFEグルメ」では、各エリアでご登場いただいた皆さんから地元の熱愛グルメをご紹介いただきます。

今回は阿賀まちづくり株式会社の堀口一彦さんからご紹介いただいた、阿賀町にある「津川ドライブイン」さんです。

私がおすすめします!

堀口 一彦さん

阿賀町

阿賀まちづくり株式会社

堀口 一彦さん

堀口さんの記事はこちら

おすすめポイント

「津川ドライブイン」は、長く地元で愛されてきたドライブインです。

私のお気に入りは、ラーメンとカツ丼のセット。それぞれ一人前のボリュームなんですが、いつもこれを注文しています。あっさりとしたスープのラーメンと、ふんわり卵でとじたカツ丼はどこか懐かしい味わいで、何度食べても飽きない味です。

お店を切り盛りされている猪俣さんと石月さんは姉妹で、お客さんとの会話をとても大切にされています。

ぜひ皆さんも、温かいおもてなしとおいしい料理を楽しんでください。

家族で守り続けてきた、国道沿いのドライブイン

「津川ドライブイン」があるのは、国道49号沿い。阿賀町から福島方面へ向かって車を走らせると、左手に見えてきます。

右手に国道49号があります

ちなみに、ドライブインとは道路沿いにあり、車で訪れた人が食事や買い物をできる施設のこと。広い駐車場を備えた飲食店や土産物店がこれにあたります。

かつては道路の整備と自家用車の普及を背景に、地方の国道沿いを中心に各地へ広がりました。しかし、高速道路が発達すると、主な利用者だったトラック運転手の休憩場所は、サービスエリアやパーキングエリアへと移っていきます。次第に数は減っていきましたが、県内には今も数軒のドライブインが残っています。その貴重な一軒が、「津川ドライブイン」なのです!

広い駐車場が完備され、ところどころに掲げられた看板は“旅”を彷彿とさせるものばかり。昔は車にナビなんて付いていませんでしたから、地図や看板を確認しながらお出かけを楽しんでいましたよね。その名残を感じられるのが、実にドライブインらしくて良いですねぇ。

この地図を見ると、新潟って広いな〜!と改めて感じますね
お店の駐車場脇にはお庭もあります。散策OKです

「津川ドライブイン」の開店は1970(昭和45)年の12月25日。店主の猪俣ルリ子さんのお父さま・寛治さんが創業者です。

従業員の方々と猪俣さん家族が旅行に行った時の写真だそう

「私たち、強制労働でしたよ」と笑いながら振り返る猪俣さん。当時20歳で、ご両親、妹の静子さん、従業員とともにお店を支えてきました。

店主の猪俣ルリ子さん。調理を担当する妹の石月静子さんは仕込みの真っ最中でした

開店当初は、食堂と売店を併せ持つ大きなドライブインでした。猪俣さんは長らく売店を一人で切り盛り。「私の情報源はお客さんですよ」という言葉通り、会話の中からどこで何がいくらで売れているかを読み取り、取り扱う商品を見極めて売り込んできたといいます。やがて売店は少しずつ縮小し、今は食堂一本に。経費をかけず、自分たちの手で少しずつお店をつくり替えてきたそうです。

店内に置かれたレトロなものの数々。ぜひお店で探してみてください!

現在は妹の石月静子さんと二人三脚で、石月さんが調理を、猪俣さんが接客や小鉢などの調理をそれぞれ担当しています。

小上がり
テーブル席
配膳カウンター。お土産を販売していた頃の名残が感じられます

毎朝の仕込みが肝に。創業以来変わらぬラーメンとカツ丼

さて、メニューもチェックしてみましょう。麺類、定食、一品料理と、その日の気分に合わせて選べるメニューがそろいます。

おしながき

堀口さんがおすすめしてくれたラーメンとカツ丼は、こちらの看板メニューでもあります。ラーメンと丼のセットは、どちらかがハーフサイズになることが多いと思いますが、こちらのセットは堀口さんが熱く語っていたように、どちらも一人前なのです!(ちなみに、ハーフサイズにも変更は可能です)。

カツ丼ラーメン(1,400円)

麺類のスープは創業以来、変わらぬ製法を守って作り続けられています。猪俣さんの仕事は、毎朝豚骨と鶏ガラを自ら砕くところからスタート。香味野菜と猪俣さんの畑で育てた自家製のニンニクを、じっくりと煮込んでスープを作っていきます。

火入れは朝8時半。妹さんが出勤する10時には仕上がるよう、その日のお客さんの数を見ながら火加減を調整するそうです。仕込みから火加減までこだわりたっぷりですね。

「常連さんからは『胸焼けしないスープだね』と言われています。久しぶりに訪れたお客さんが『味、変わってないね』と言ってくれることが、何よりうれしいですね」と猪俣さんはほほ笑みます。あっさりしたラーメンのスープは、最後の一滴まで飲み干したくなるおいしさ。チャーシューもメンマも自家製と、一杯のラーメンにも手間を惜しみません。

春から初夏にかけては、ラーメンに山菜が入るのも特徴です

カツ丼へのこだわりも負けてはいませんよ!カツはパン粉などをまぶして置いておくことはせず、注文を受けてから一枚ずつ揚げるのが、「津川ドライブイン」の流儀だといいます。カツにはロース肉を使い、ふんわりとした卵でとじた、まさに王道のカツ丼です。サクッと香ばしいロースカツを、ふんわり卵がやさしく包み込みます。ラードを使わずに揚げるから、後味も軽やかです。

「簡単にできないから、おいしいのでしょうね」と猪俣さん。その言葉に、長く愛され続ける味へのこだわり、お客さんにおいしく食べてほしいという真摯な思いが感じられました。

お店をやめても困らないくらい、たくさんの趣味を持っているという猪俣さん。

「お店の脇にある庭の手入れに畑仕事、生け花と、毎日がとても豊かです。畑で育てたネギや野菜、山菜が、めぐりめぐってお店の一皿になっているのも面白いでしょ」と笑顔で語ります。

なるほど〜。猪俣さんの暮らしそのものが、「津川ドライブイン」の味を支えているのですね。

お客さんとの会話を大切に、地元に寄り添いながら、半世紀以上にわたって愛されてきた「津川ドライブイン」。猪俣さんと石月さん姉妹が手掛ける、ここでしか味わえない“ごっつぉ”をお目当てに、ぜひ足を運んでみてください。旅のすてきな思い出になること間違いなしです。

なお、連休などには休業することもあるそうです。お出かけ前に電話で確認してから訪ねてみましょう。ごちそうさまでした!

津川ドライブイン

店名津川ドライブイン
住所東蒲原郡阿賀町天満180-1
地図
アクセスJR津川駅から車で約6分
磐越道 津川ICから車で約5分
営業時間10:30~15:00(14:45LO)
定休日水曜、お盆期間(8月13日〜16日)、ゴールデンウィーク(5月3日〜6日)、春彼岸・秋彼岸の1週間(電話にて確認を)
電話番号0254-92-3054

※各種情報は原則記事公開時のものです。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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