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ごっつぉライターの取材こぼれ話【けんおう編】

こんにちは!ごっつぉLIFE編集部です。

すてきな人や場所、ものとの出会いやご縁があると、心がワクワクしたり、自分も頑張ろうと思えたり、「あぁいいひとときだったなぁ」なんて振り返ってしまうもの。

思い出に浸る時間もまた楽しいものですよね。

これまでの取材を振り返る「ごっつぉライターのこぼれ話」では、取材のこぼれ話から、登場いただいた方々に聞いた地域のお話、ライターが感じたことなど、つれづれなるままにご紹介しちゃいます。

早速、三条市の佐久間康之さんから始まったご縁を振り返ってみましょう。

1人目:「Gelateria coco」の佐久間康之さん

トップバッターは、ジェラート専門店「Gelateria coco(ジェラテリア ココ)」のオーナー、佐久間康之(さくまやすゆき)さん。三条市にあるJAえちご中越 農産物直売所「ただいまーと」内に店舗を構えています。

旬の果物や地元食材を活かしたジェラートを手がけ、2025年にはイタリアで開催された国際大会「コッパ・ディ・オーロ」で、日本人初のグランプリを獲得。「マンゴーフロマージュブラン」と名付けたジェラートで、世界一の栄冠に輝きました。

ところが、「世界一」という華々しい賞の裏側に、あれほどの涙のドラマがあったとは……。佐久間さんのお話を聞きながら、胸が熱くなったのを今でも覚えています。

取材に伺ったのは6月。その後、真夏に家族でお店を訪れると、店の前にはたくさんのお客様の姿が! 次々と手渡されるジェラートを、みなさん本当においしそうに頬張っていました。佐久間さんが歩んできた道のりを知った後だったからでしょうか。その光景を眺めていると、なんだか私までうれしくなってしまいました。

佐久間さんのおすすめグルメ「CAMEL’S」

佐久間さんからご紹介いただいたのは、燕市の地蔵堂本町商店街に店を構えるカジュアルレストラン「CAMEL’S(キャメルズ)」です。イタリアンをベースに、薬膳の考え方を取り入れた料理を提供しています。

取材では、料理を作る様子を間近で撮影しました。そこで驚いたのが、一つひとつの仕事の細かさです。目の前で進んでいく調理を追いながら、「きっと私たちには見えないところでも、相当な時間をかけて仕込んでいるんだろうな」と感じる場面が何度もありました。

そして実際にいただいてみると、その丁寧な仕事がおいしさにつながっていることを実感。

次は取材ではなく一人のお客として、また食べに行きたいと思います。

どのように料理の中に薬膳を取り入れているのか。そして、なぜ現在のスタイルにたどり着いたのか。その背景を本編にてご紹介していますので、ぜひご覧ください!

2人目:「cafe PORTE」の中島さんご夫妻

次にご登場いただいたのは、三条市興野にある「cafe PORTE(カフェ ポルテ)」の中島健太(なかじまけんた)さん、美紗(みさ)さんご夫妻。健太さんが料理を、美紗さんが接客やクッキー作りなどを担当し、夫婦二人三脚で店を営んでいます。具材がたっぷり詰まったサンドイッチをはじめ、季節のパスタやケーキ、焼き菓子などを楽しめるカフェです。

取材中、お二人を見ながら、何度も「素敵なご夫婦だなあ」と思ったごっつぉライターの私。明るくチャキチャキとお話ししてくださる美紗さんと、物静かで穏やかな健太さん。特に美紗さんの弾けるような笑顔が印象的で、その朗らかな人柄にこちらまで引き込まれてしまいました。

そんなお二人の空気感は、そのままお店にも表れているよう。温かくて、肩の力が抜けて、ついつい長居したくなる。居心地のよさは、料理や内装だけでは作れないものなのかもしれません。

3人目:「欧風厨房 サントピアット」の桑原宗紀さん

県央編のバトンを締めくくったのは、加茂市にある「欧風厨房 サントピアット」のオーナーシェフ、桑原宗紀(くわばらときのり)さん。地元・新潟の食材を取り入れながら、イタリアで培った経験を活かし、この土地で独自のイタリア料理を追求しています。

桑原さんの料理にあるのは、「新潟らしさ」や「本場イタリア」という言葉だけではくくれないもの。その真ん中には、これまで歩んできた道のりと、桑原さんならではの感性が一本の軸として通っているように感じました。

私はこれまでランチでしか訪れたことがありませんが、次はぜひディナーを楽しみに行ってみたいと思います。今回伺ったお話を思い返しながら、一皿ずつじっくりと味わい、桑原さんの料理をもっと深く知りたいです。

取材を終えて

今回の県央編では、飲食店のみなさんがつないでくれた、おいしいご縁をたどってきました。

そんな「食」と切っても切れないのが、燕三条のものづくりです。古くから金属加工が盛んなこの地域では、金属洋食器や刃物など、食に欠かせない道具が数多く生み出されてきました。

そこで取材後、三条市にある「燕三条地場産業振興センター」を訪ねてみました。

JR燕三条駅から徒歩約5分。燕三条地域の産業と観光の拠点となる施設で、館内には地場産品が並ぶ物産館のほか、レストラン「Tsubamesanjo Bit」もあります。また、「道の駅 燕三条地場産センター」としての顔も持ち、観光やドライブの立ち寄りスポットとしても利用されています。

では、さっそく物産館へ。実際に訪れて感じた魅力をご紹介します。

まず驚くのが、その圧倒的な品ぞろえ。物産館では400社以上のメーカーの商品を取り扱い、展示品なども含めると、その数なんと1万点以上!

カトラリーや包丁、鍋、キッチン用品など、ずらりと並ぶアイテムを眺めていると、「こんなものまで燕三条で作られているんだ」という発見も。燕三条のものづくりの幅広さを、一度に知ることができます。

そして、豊富な品ぞろえに加えて魅力的なのが、気になる商品を実際に手に取って確かめられること。ネットショッピングでは分かりにくいサイズ感や重さ、手触りなどを、自分の目と手で確認できます。

中には、使い心地まで試せる商品も!

例えば、「諏訪田製作所」の爪切りは、なんと実際に自分の爪を切って、その切れ味を確かめることができます。爪が伸びている時に、ぜひお試しください(笑)。

さらに、「SUS(サス)」の真空二重構造タンブラーには氷が入った状態で展示されていて、時間が経ってもなかなか溶けない様子を目で確認することもできます。

気になる燕三条製品を見比べながら、実際に手に取り、使い心地まで確かめて選べるのはうれしいですよね。 そして、ここで購入できるのは金属製品だけではありません。

三条市唯一の酒造「福顔酒造」のお酒や「マルヨネ」の車麩など、地域の特産品やお菓子も取り扱っているので、おみやげ探しにもぴったりです。

そんな物産館を見て回っていると、私が自宅で愛用しているお気に入りの一品も発見!

「山崎金属工業」の「カレー賢人(けんじん)」。実はこれ、カレーを食べるために作られた“カレー専用スプーン”なんです。

スプーンですくって口に入れた時のなめらかさはもちろん、カレーとごはんを一緒にすくいやすく、最後のひと口、一粒まできれいに食べやすいんです。これまで、スプーンの違いなんて考えたことがなかった私ですが、この一本に出合って、カトラリーを見る目が変わりました。

同じカレーなのに、スプーンが変わるだけで口当たりや味の感じ方まで変わるなんて!道具選びの大切さ、そして燕三条ブランドの素晴らしさを改めて実感しました。

料理を作る人や食材はもちろん、それを支える道具も、おいしさを生み出す大切な存在なんですね。今回、県央の「食」にまつわるみなさんとお会いしてきたからこそ、燕三条のものづくりとの深いつながりに、気付くことができました。

そして、そんな職人たちの仕事をもっと間近で見てみたい!という方におすすめなのが、10月1日(木)から4日(日)に開催される「燕三条 工場の祭典2026」です。

普段はなかなか入ることのできない工場などが一斉開放され、職人の仕事を間近で見学したり、体験したりできる4日間。今年は過去最多となる157社が参加するそうです。

去年、家族で遊びに行ってきましたが、稼働中の工場は迫力満点!職人さんの説明を聞きながら見学すると、普段何気なく使っている製品がどのような工程を経て作られているのかが分かり、ものづくりの奥深さをより身近に感じられました。

この秋、燕三条のものづくりと県央ならではのグルメを、ぜひ併せて楽しんでくださいね!

【参考】
燕三条地場産業振興センター
https://www.tsjiba.or.jp/kankou

燕三条 工場の祭典2026
https://kouba-fes.jp

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