こんにちは!ごっつぉLIFE編集部です。
すてきな人や場所、ものとの出会いやご縁があると、心がワクワクしたり、自分も頑張ろうと思えたり、「あぁいいひとときだったなぁ」なんて振り返ってしまうもの。
思い出に浸る時間もまた楽しいものですよね。
これまでの取材を振り返る「ごっつぉライターのこぼれ話」では、取材のこぼれ話から、登場いただいた方々に聞いた地域のお話、ライターが感じたことなど、つれづれなるままにご紹介しちゃいます。
今回は、県央エリアの小さな花屋 Tette(てって)の水沼いすずさんから始まったご縁を振り返ってみましょう。
目次
ドライフラワー専門店「小さな花屋Tette(てって)」のオーナーである、水沼いすずさん。燕市の宮町商店街にお店を構え、花束やアレンジメント、リース、フォトフレーム、キャンドルなど、ドライフラワーを用いたさまざまなアイテムを取り揃えています。
ほんわかと柔らかい雰囲気の水沼さんですが、なんと大学を卒業後に1年間バックパッカーで世界一周の旅に出かけたというたくましさの持ち主!(ギャップ萌え)。そして、この旅先での出会いが、人生を変えるきっかけとなったのです。
大阪出身の水沼さんがどうして単身で新潟県の燕市へ?どうしてお花屋さんに?その答えは、ぜひ本編を読んでみてくださいね!
水沼さんから教えていただいたのが、同じ宮町商店街で「Tette」と目と鼻の先にある、「宮町食堂(みやちょうしょくどう)」です。中でも一番のおすすめが、名物「鶏天丼」とのこと!
ラーメン鉢?!と思しき大きな丼ぶりの中には、ご飯と一口大の鶏天がゴロゴロ。さらに、季節の野菜天まで入っていることに驚きました!鶏天は衣がサクサクで、身は柔らかくジューシー。甘めのタレとの相性が抜群でした。
そして、もう一つのおすすめメニュー「ナポリタン」は、一見普通のナポリタンに見えて、実はある工夫がなされているんです。
「食堂」の良さを残しつつも、オリジナリティ溢れる料理も楽しめる宮町食堂。夜はガラッとメニューが変わり、「宮町酒場」に変身するそうです。ぜひ夜も行ってみたいな~!
※2025年5月20日に昼の部の「宮町食堂」は終了しました。夜の部の「宮町酒場」は営業しています。
続いて、水沼さんから紹介していただいたのは、焼き菓子を製造・販売する「aretosore(アレトソレ)」の小片真理子(おがたまりこ)さん。小片さんは、燕市のお隣、三条市にある「Bistorot CLEO(ビストロ クレオ)」内で、週に3日ほど間借り営業をしている無店舗のお菓子屋さんです。
小片さんが作るお菓子は、見た目も味も驚くものばかり。ちょっぴり個性的なお菓子たちは、小片さんが約20年間を過ごした東京での刺激的な経験から、型にはまらない驚きのお菓子が誕生しているのでした。
インタビュー中、小片さんとのお話が楽しくて、ついつい脱線しがちになったごっつぉライター。週3日の「aretosore」の営業日にはイートインもできるので、またゆっくりお話しに伺いたいと思います!
最後にご紹介いただいたのが、三条市中央商店街の並びにある、チーズとワインのセレクトショップ「Moitié-Moitié(モワチエ・モワチエ)」の岡田知子(おかだともこ)さん。
20年以上にわたり料理講師を務めていた岡田さんですが、チーズの資格を取るために猛勉強をしたことがきっかけで、チーズの奥深い世界にどっぷりとハマってしまったとのこと。ご両親が営んでいた酒屋を事業継承し、チーズとワインのセレクトショップに生まれ変わるまでのお話がとっても印象的でした。
「モワチエ・モワチエ」。一度聞くと忘れられない響きに加え、気になるのは名前の由来。家族愛溢れるお話に、とっても心が揺さぶられました。
「小さな花屋Tette」の水沼さんが主催するマルシェイベント「まんまるしぇ」。毎回テーマを変えながら、宮町商店街を起点に2020年から定期開催しています。
ちょうど取材後の3月16日、2025年初の「まんまるしぇ」が開催されるとのことで、家族で遊びに行ってきました。
この日は、「アイリッシュまんまるしぇ」と題して、アイルランドのお祭りであるセントパトリックデーがテーマ。アイルランドは、水沼さんが世界一周の旅行中に短期語学留学をした国で、とっても思い入れのある場所なんだそうです。
「緑色のアイテムを身に付けてあつまれ!」と事前告知があったので、我が家もアイルランドのシンボルカラーである緑色を身に付けて行きました。
宮町商店街に着くと、さっそく緑色のスカーフを巻いたわんちゃんたちと遭遇。おしゃれに決まってますねぇ!
メイン会場は、水沼さんの#マイごっつぉで登場した「まちトープ」さん。こちらでは、新潟で活動するケルト音楽サークルの皆さんによるアイリッシュ音楽の演奏や、ダンス教室に通う子どもたちのダンスパフォーマンス、タップダンス体験など、さまざまなプログラムが催されました。
あ、水沼さんを発見しました! この時は、トークショーの真っ最中。水沼さんが短期留学中に出会ったご夫婦をゲストとして招き、海外生活やワーキングホリデーのことなどについて楽しいトークが繰り広げられました。
ゲストのご夫婦は、アイルランド人の旦那さまと、なんと新潟出身の奥さまとのこと! まさかアイルランド滞在中、既に新潟とご縁があったのですねぇ。
その他、緑色をベースにしたフェイスペイントや、イースターエッグを作るワークショップなど、子どもが楽しめるコーナーも。
そして、まちトープの隣にあるコンテナハウスでは……
「aretosore」の小片さんを発見! この日のために、ギネスビールやベイリーズミルクなどを使い、アイルランドにちなんだイベント限定のお菓子を用意されたそうです。
ごっつぉライターの私が伺ったのがお昼すぎだったので、ほとんどのお菓子が売り切れ状態でした。さすが「aretosore」さん、大人気ですね~!!
「取材の時に購入した、水沼さんおすすめのオールスパイスチョコレートキューブが、めちゃくちゃおいしかったですー!」なんて小片さんとお話をしていたら……
水沼さんが登場! まちなかに響き渡るアイリッシュ音楽に合わせて体をゆらゆら~♪ 今日も、とびきりの笑顔が素敵です。
ダンスや音楽、食事、飲み物、おやつに至るまで、アイルランドの文化に触れた「アイリッシュまんまるしぇ」。出店者さんたちのブースを巡りながらも、地元のお店や宮町商店街を知るきっかけにもなり、とーっても楽しかったです。
水沼さん、演奏者や出店者の皆さん、笑顔溢れる一日をありがとうございました! 次回の開催予定は、まんまるしぇのInstagramをチェックしてみてくださいね。
【参考】
まんまるしぇ Instagram: https://www.instagram.com/man_marche/