こんにちは!ごっつぉLIFE編集部です。
すてきな人や場所、ものとの出会いやご縁があると、心がワクワクしたり、自分も頑張ろうと思えたり、「あぁいいひとときだったなぁ」なんて振り返ってしまうもの。
思い出に浸る時間もまた楽しいものですよね。
これまでの取材を振り返る「ごっつぉライターのこぼれ話」では、取材のこぼれ話から、登場いただいた方々に聞いた地域のお話、ライターが感じたことなど、つれづれなるままにご紹介しちゃいます。
まずは初回、新潟エリアのマスヤ味方店 栗林礼奈さんから始まったご縁を振り返ってみましょう。
目次
新潟市南区味方で、創業75年のローカルスーパーの店長を務める栗林さん。4年前に東京からUターンし、家業であるマスヤ味方店に入社しました。
街中から離れた住宅街にある、知る人ぞ知る小さなスーパーが、この数年で遠方から多くのお客さんが来店する人気スーパーに!その立役者である栗林さんならではの改革秘話と、今後の展望についてお聞きしました。
実は私もリピーターの一人。マスヤ味方店のオリジナルグッズである、Tシャツとトートバックも持っていますよ~!
これを身に着けていたら、不思議なことが起こるんです。「それってマスヤさんのですか?私、地元が味方なんですよ!」とか「あ、それインスタで見たことあります!マスヤさんのですよね?」って、見知らぬ人から話しかけられるんです(笑)。マスヤファンの多さをまざまざと実感したできごとでした。
「どうしてマスヤ味方店は、こんなにも人を魅了するのか?」その理由はぜひ記事を読んでみてください。
栗林さんからご紹介いただいたのが、新潟市北区にある「フレンチカレーとお菓子の店 Pino」です。
一見“カレーがメインのカフェ”のようですが、実は想像を遥かに超える、おいしさとの出会いが待ち受けていました。
カレーをはじめ、サラダ、ドリンク、デザートすべてにおいて、他では味わえないPinoさんらしい料理のエッセンスが盛り込まれています。これらがどのように作られているのか、おいしさの秘訣にも驚きです。
この取材後、期間限定の「羊のカツカレー」が食べたくて、ランチに行ってきました(原稿の締め切りが迫っているけど!)。これが……今までに食べたことのない、想像を超えるカツカレーで感動!
現在は違うカレーメニューになっています。訪れるたびに新たなおいしさに出会えますよ。
続いて栗林さんから紹介していただいたのが、日本茶専門店うずまき屋の向井康太郎さんと拓郎さん。
お父様が経営する新潟市江南区にある日本茶問屋「有限会社向井園」で働きながら、日本茶の魅力を発信するECショップ「日本茶専門店うずまき屋」を立ち上げられました。
これまで茶葉からお茶を淹れる習慣がなかった私ですが、すっかりうずまき屋さんのお茶にはまってしまいました。いつも、原稿を執筆する際のお供は珈琲だったのですが、最近はうずまき屋さんのお茶も仲間入り。
私のお気に入りは、オリジナルブレンドの煎茶「猪鹿蝶(いのしかちょう)」。まさに今、飲みながらこの原稿を書いています(笑)。そして、自家焙煎ほうじ茶「まかない焙茶」も香ばしくておいしいんです。こちらは、温めた牛乳とシナモンを加えて、ほうじ茶ラテにするのもおすすめですよ。
この取材では、日本茶について新たに知ったことがたくさんあり、とっても勉強になりました!奥深い日本茶の世界、ちょっとのぞいてみませんか?
最後にご紹介いただいたのが、新潟市西区で明治中期から農家を営む長谷川農園の長谷川さん。
実は私、取材前から長谷川農園さんのチンゲン菜とサラダ菜のファンでした。とってもみずみずしく、えぐみがなくておいしいんですよ!そのおいしさの理由に迫ってみると、長谷川さんが40年以上も情熱を注いでいる、自家製もみ殻堆肥の開発が大きなポイントに。
周りから認められなくても、断られても、失敗しても、「絶対に諦めない!」という長谷川さんの挑戦する姿。お話をお聞きしていて、わたくし終始ビビビビ!とシビれておりました(笑)。
長谷川農園さんの野菜がおいしいのは、そのような努力があってこそ!そして、商品の背景を知ると、ありがたみが増してより一層おいしく感じるんですよ。みどりの野菜が苦手な我が子に「このチンゲン菜はね……」なんて話したら、「このやさいすごいんだね!にがくない、おいしい!」と言ってパクパク食べてくれました。
「ごっつぉLIFE」では、数珠つなぎで人の縁を通じた地域の魅力を発信していますが、今回の取材を通して、その“ご縁”を目の当たりにしたできごとがありました。
うずまき屋さんの取材中に「今週末マスヤさんで新茶の試飲会をするんですよ」との情報をゲットしたので、その姿をカメラに収めるべくマスヤ味方店へ。
兄の康太郎さんが店内で、試飲用の新茶を配っていらっしゃいました。すると、お客さんの波が落ち着いたところで、栗林さんが康太郎さんにお声がけ。
「こんにちは~!只今マスヤ味方店にうずまき屋さんがいらっしゃっています~」と店内でインスタライブ(インスタグラムでの動画配信)が始まりました。栗林さんが軽快なテンポでうずまき屋さんのご紹介をし、康太郎さんと新茶の魅力を発信。
「ぜひ試飲会にお越しください。お待ちしておりま~す!」とお二人がコラボする姿を拝見し、つながりを目の当たりに(実録・ごっつぉLIFE編集部は見た!①)。
普段のお買い物で、商品の魅力や背景、作り手の顔、そしてつながりが見えることってなかなかありませんよね。だから、マスヤ味方店に行くとワクワクして、あれもこれも買ってみたくなるんだな~フムフムと、商品棚の隙間からお二人を見つめる怪しい私(笑)。
そして、うずまき屋さんだけでなく……
長谷川農園さんにご取材に伺った日、なんとチンゲン菜の集荷をしに栗林さんが登場!
長谷川さん自らがチンゲン菜を収穫し、栗林さんが受け取るという、まさにここでもお二人のつながりを目撃したのでした(実録・ごっつぉLIFE編集部は見た!②)。
こうやって、実際に目で見て、足を運んで、舌で味わうことが、栗林さん流のお店づくりにつながっているのですね。
せっかくの機会なので記念にカシャッ!
マスヤ味方店の栗林さんから紡いでいただいた、新潟エリアのおいしいつながり。みなさん“食”を通じて人々を笑顔にするために、信念を持ってまっすぐ突き進む姿が印象的でした。
それでは、ごっつぉさまでしたー!